福山はぐくみ研究会
福山はぐくみ研究会とは
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通信制過程 東林館高等学校 TOP>福山はぐくみ研究会
Greeting ご挨拶
代表 喜田 紘平
当研究会代表の喜田紘平(きだこうへい)と申します。
当会をきっかけにして、多くの子どもたちの未来を明るく照らす様なさまざまな活動をしていきたいと、この福山で活動を続けて参りました。
今後とも、当研究会へのご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
Profile
学校法人喜田学園 東林館高等学校 理事長、福山市議会議員、広島県私立中学高等学校協会 理事、広島県私立学校審議会 委員、一般社団法人 日本医療福祉教育コミュニケーション協会 理事、日本チルドレンサポート株式会社 代表取締役、福山はぐくみ研究会 代表、中学校・高等学校 第一種教員免許、NLP認定マスタープラクティショナー(実践心理学カウンセラー)、日本自閉症スペクトラム学会会員、日本小児心身医学会会員
ABOUT 「福山はぐくみ研究会」とは
家庭、学校、地域、医療、福祉、企業など、福山市の子ども達に関わる全ての方々が、共に手を取り合い子ども達の未来をはぐくんでいく事を趣旨に2013年に立ち上げられた会で「公開教育フォーラム」、「子ども安心お掃除隊」、「地域無料子育て相談会」など、ボランティアで様々な活動を行っています。2016年に福山市内の大学生とのコラボレーション企画「福山はぐくみ研究会青年企画部」を立ち上げ「無料学習支援」や「こども食堂」、「地元大学生との交流会」の開催も定期的に行っています。また2021年には、地元企業との連携による福山版の子どもたちへの職業・社会体験イベントである「子ども未来フェス in 福山」を開催し、子どもたちが様々な仕事を自ら体験し、楽しみながら社会や経済を無料で学べる機会を創出しています。福山市は合計特殊出生率が1.73(2013年)と中核市でトップの数値を誇る街です。しかしながら、そんな高い水準を誇る福山市でさえ、厳しい人口減少の波が到来してきます。
+ 続きを読む福山市はものづくりの街であり、人口規模に対する企業数も全国トップクラスの数を誇る企業城下町です。その中で、将来、社会的・職業的に自立し、自分らしい生き方を創出しながら、この街で地域とともに生き抜いていく子ども達を、街を挙げてはぐくんでいく必要があります。子ども達への支援や家庭・教育機関・地域等における教育力の向上のためには、市民の方々の子ども達への支援に対する関心や教育に対する意識や機運の高まりが必要です。そういった関心や意識の向上、機運の高まりを本研究会の「公開教育フォーラム」や「地域無料子育て相談会」の取り組みで創出できるよう活動をしています。またこれから福山市で活躍する人材を育成するためには、この街に対する愛着や誇りをこれまで以上にはぐくんでいく必要があります。その現状を踏まえ、子ども達と一緒に清掃活動をする「子ども安心お掃除隊」を通じて、幼い時から福山市に対する愛着や誇りを育てています。
+ 続きを読む公開教育フォーラム
「公開教育フォーラム」では、子ども達への支援の情報や、子育てに関する情報、教育に関する情報を広く市民の方々へ周知をし、保護者の方だけでなく、多くの市民の方々へ子ども達への関わり方のモデルケースやヒントの情報提供を行っています。
子ども安心お掃除隊
「子ども安心お掃除隊」では、子ども達へ福山市への愛着や誇りをはぐくむこと、また清掃活動しながら大人が自ら率先して道行く人に挨拶をすることで、人間関係の出発点である挨拶の大切さを自然と子ども達へ学ばせられる機会の創出を行っています。この街に愛着や誇りを持った大人や子ども達、また道行く人に自然と挨拶ができる大人や子ども達がこの街に溢れ、明るい街になっていけるよう活動しています。
地域無料子育て相談会
「地域無料子育て相談会」では、直接地域へ出向いて保護者の方からお悩みをお伺いすることで、例えば、学校に行きにくくなったお子様の状態を保護者の方からお聞きし、関わり方のアドバイスを行うことで、不登校状態が悪化し引きこもり状態になってしまうといった負の連鎖をしていく状態から脱却する機会の創出を行ったり、子育てのストレスから子どもへの虐待へ繋がるリスクを軽減したりできるよう活動を行っています。また各地域で相談をされた方が、この活動を通して課題が解決し元気になり、またそれぞれのお住まいの地域で今度は誰かの相談に乗れる人になっていただくのがこの相談会の理想の形であり、新たな地域の相互扶助の形を創り出したいと思っています。そうして、現在失われつつある地域の相互扶助を再び活性化できるよう取り組んでいます。
また地元企業とのマッチングの強化にも取り組んでいます。青年企画部を通じて、地元企業と積極的に関わりを持ち、青年企画部に参加してくれる大学生と各企業との効果的なマッチングを促進しています。そういった効果的なマッチングにより、大学生たちがこの街を支える貴重な人材として活躍できるよう活動をしています。
加えて、「子ども未来フェス」の活動により、子どもたちが働く意義や自分の将来、社会の中における自分の役割について、自ら体験しながら考える機会を創出しています。
また幼少期から地元企業のことを知ってもらえる機会を創ることで、子どもたちに福山への愛着や郷土愛を育み、一人でも多くの子どもたちが、この街で働きたい、この街に残りたい、この街で人生を歩んでいきたいと思えるよう取り組んでいます。