高等学校卒業と自立に向けたトータルサポート 通信制課程

理事長ブログ

2017年07月09日

福山はぐくみ研究会

本日は、第24回子ども安心お掃除隊と第5回「無料学習支援とこども食堂」を開催しました。

本日は、第24回子ども安心お掃除隊と第5回「無料学習支援とこども食堂」を開催しました。福山はぐくみ研究会

子ども安心お掃除隊では、本日は大人25名・子ども12名の計37名もの沢山の方々がご参加くださいました。

前日からずっと雨の予報でしたが、全く雨が降らず。

実は過去23回開催をしていますが、1度も中止になるほどの雨が降ったことがありません。

絶好調の晴れ男でございます(笑)。

この活動を続けて2年以上が経ちましたが、今日はいつもゴミが多いところに、ほとんどゴミが落ちていませんでした。

この会を始めた頃に「ブロークン・ウィンドーズ理論」が実践できたら、本当に素晴らしいことだなと感じて活動を始めましたが、今回だけではもちろん分かりませんが、理論通りの結果に繋がっていたとしたら、とても嬉しい限りです。

「ブロークン・ウィンドーズ理論」とは、小さな悪や不正を徹底的に正すことで、大きな悪や不正を防ぐことができるという、犯罪学者ジョージ・ケリング考案の環境犯罪学の理論です。

「割れた窓を放置していると他の窓も割られやすくなり、割れた窓を放置せずに修理しておけば、次に窓が破られることはなくなる。

またゴミが沢山あるところには、ゴミが捨てられやすく、ゴミ1つなく綺麗にされているところは、人は気が引け、ためらい汚さなくなる。」という心理を利用することで、犯罪や風紀の乱れを早い段階で抑止できるという理論です。

かつて世界でも有数の凶悪犯罪の多発都市だったニューヨークでは、当時のジュリアーニ市長が、この理論を利用し、徹底的に地下鉄の落書きを消していき、犯罪件数を大幅に下げることに成功しました。

ディズニーランドでもこの理論は利用されていて、施設内において修繕箇所などが見つかった場合、その箇所をすぐに修繕したり、清掃活動を徹底的に行うことで、来園者の園内でのマナーを向上させています。

とまあ、こんな壮大な理論を実践していくことに繋がっているかはまだまだ未知数ではありますし、大それた大きなことを実践できている訳ではもちろんありませんが、街のゴミ拾いをすることが、街が綺麗に維持されていくことに繋がり、犯罪が起きにくく、子ども達が安心安全に暮らせる街づくりへ少しでも繋がっていたとしたら、心から嬉しい限りです。

そんなことを今日のゴミの少なさを見ながら感じました。

このお掃除隊の主旨は、

①ポイ捨てされているゴミを子どもたちと拾うことで、将来子どもたちがゴミをポイ捨てしない人になってもらうため

②清掃活動をしながら大人が率先して道行く人に挨拶をすることで、子どもたちに挨拶の大切さを大人を通して学んでもらうため

③大人も子どもも自ら街を掃除することで、この街に愛着と誇りを持ってもらうため

私が発起人となり活動をしております。

お子様連れでなくてもご参加可能です。

また次回ご都合合います方はご参加を心からお待ちしております。

本日ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

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その後は、福山市内の大学生とのコラボレーション企画、第5回「『無料学習支援』と『こども食堂』」を深津コミュニティセンターで開催をさせていただきました。

ご協力いただきました企業の方々、西深津の地域の方々、市役所の方々、大学生を始め本日お手伝いいただきました方々に改めまして心から感謝です。

本日は新メンバーの大学生も4名お手伝いに来てくれ、大学生8名体制で行いました。

本日のスケジュールは、午後より、

1時~2時 レクリエーション

2時~3時 学習支援

3時~5時 調理実習

5時~6時半 食事と後片付け

という流れでした。

今回も「学習支援」では、大学生を始め、教員免許を持った方や塾経営をされてらっしゃる先生に、ボランティアでご協力いただきました。

子ども達も1時間、自分達のペースでしっかりと勉強しました。

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「こども食堂」では、今回も出来た料理を子ども達へ提供するのではなく、参加した子ども達と一緒に一から準備をし、一緒に手順を確認しながら調理をしました。

簡単な調理であれば、今度は家で自分たちだけで出来るよう、手に技術を付けてあげることが、このこども食堂の大きな目標です。

本日は、夏野菜カレー、カボチャのサラダ、オクラのサラダ、フルーポンチという献立でした。

この取り組みが子ども達にとってますます大切な体験になるよう、頑張ってまいります。

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本日は、広島県庁内の「公益財団法人 ひろしまこども夢財団」の理事長先生と職員の方も見学にお越しくださり、ひろしまこども夢財団のホームページ(イクちゃんネット) 内にも、このこども食堂を掲載していただけることになりました。

公的なところから、このこども食堂を認めていただき心から感謝です。

微力ですが続けてきて良かったと感じます。

なお今回の取り組みの運営費は、以下の企業の方からご協賛をいただき開催をさせていただきました。

○坂本電気工事株式会社 社会貢献委員会 様

また以下の企業・団体の方々にご協力をいただきました。

○株式会社エブリイ 様

○ガウディア福山多治米教室 様

○個別指導のグランアシスト 様

○少数個別 横山塾 様

○フードバンク福山 様

(五十音順)

子ども達のためにご協賛やご協力をいただきました各企業や団体・個人の皆様には心から感謝です。
ご協力いただいた皆様のお陰で、今回も子ども達が笑顔になる取り組みができました。

また第6回の開催に向け頑張ってまいります。

福山はぐくみ研究会

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