「あなたは、人は弱いということを知ってる人。
でも同時に人は強くなれるんだ！ってことも分かってる人。」

先日ある方に言われました。

それを聞いたとき、全身電気が走り、涙が出ました。
何だろう…。
自分が生きている今の道が間違ってなかったと認められた気がしたような。
特に、東林館高校という不登校の子どもたち、一度は学校という機関に対して挫折する気持ちを持ってしまった子どもたち、その子どもたちをもう一度社会へ送り出す仕事を選んできた自分の人生は間違ってなかったんだって、そう思わせていただきました。

我々東林館高校の卒業式に、来賓として初めて参列した方は口を揃えてこうおっしゃられます。
「なんだみんな元気じゃないか。なんで東林館に来たんだ？この子達なら全日制の高校に行けたでしょ？」

でもその数週間後に行われる入学式に参列し来賓の皆さんは言葉を失われます。
「あぁこれが現実か…」と。

そこには、顔を伏せ、元気なくただただそこに座る多くの子どもたち。
しかも子どもたちがその場に出席できず、あちこちと空席となっている現状。

我々の勝負はそこから始まります。

3年間かけてしっかり一人一人と向き合い続け、共に成長し、社会へと復帰できるよう後押しをします。

私自身、自分の弱さ、脆さ、愚かさ、汚さ、弱いところ沢山知ってます。
でも、そんな弱く脆い自分でも支えてくださる多くの人たちがいて、その方々のお陰で、強く、たくましくなれる自分も知っています。

だからこそ今世、この人生を歩ませていただいているんだな～って改めて振り返る機会をいただけた言葉でした。
その方に心から感謝しています。

昨夜、リアルタイムでは見れず、やっと録画で今年のM-1グランプリを見れました。

優勝したマジカルラブリー。
3年前の挫折から、あそこまで這い上がった彼らのパワーに感動しました。
優勝が決まった直後の2人の涙を見て、それだけ自分の生きる道に人生をかけている2人の生き様や覚悟を感じ、気付いたら私も泣いてました。
本当に最近よー泣きます(笑)。

とはいえ私はまだまだ道半ば！
引き続き頑張ります！